「施主支給」とは、設備機器や建材などを施主(お客様)が施工会社からではなく別の会社から購入して施工店に支給、工事を進めることを言います。最近は安売りのネットショップで購入するケースが多いようです。安売りネットショップは、インターネット商品売買の特質上、全てを机の上だけで処理できるため余分な経費が掛かりません。そのため一般的な施工店と比べると13%〜20%程度、低価格で購入することができます。
ただしこの方法を使って低価格で工事を行うには、工事全体を請け負う施工店がある意味、無償で商品に関する部位の現場管理、商品管理、また商品選択のアドバイスを行うことが前提となります。施工店の協力が必要不可欠な方法なのです。そのため現実には多くの施工店が施主支給システムを拒否しています。
また別途、現場管理経費を計上する施工店もあります。そうなると今度は価格面でのメリットが少なくなり施主支給すること意味が薄くなってしまいます。
分離発注という考え方はよいと思いますが、培ったノウハウや手間を無償で提供させようとすると色々と問題が発生します。施工店とよくよく話し合って熟考してから施主支給を使うか否か決められたほうが良いでしょう。
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